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奈良山友会 写真と山行の記録


高見山(1246.3m)北尾根を行く

H19年4月15日
          L 円の亡者 他15名

高見山と言えば霧氷号で高見登山口から小峠、大峠を経て平野ルートが多いですが今日は滝野〜西杉峠〜高見山の北尾根ルートです。
初めてのルートなので地形図とコンパスで読図します、と言っても西杉峠からほぼ真南なのですが、いちおう…(^^

滝野から投石の滝を見て林道を詰めて1台駐車し、もう1台を下山口平野(たかすみの湯)にデポして出発します。いきなり鹿の頭蓋骨(角もついています)に直面して動揺しますが、横目で見て通り過ぎることにします。
直進して小さな沢沿い右手に登山口の表示があります。(←西杉峠の表示)

植林の中では白いショウジョウバカマがひっそり咲いて、沢音だけが聞こえる静かな登山道です。西杉峠で桃俣への道を分け、音羽三山〜龍門岳の展望が開けます。役の行者の祠が深い笹に埋もれています。(見落としそうです)

更に笹をかき分けて尾根に出ると曽爾の山々の大展望、鎧、兜、倶留尊山、日本ボソ、古光山、三峰山と春の山は柔らかくとても優しいです。

行手には高見山も垣間見えますがいつもとは違う方向からなので少しイメージが違います。

稜線上は自然林の快適な歩きで黒石山(915.4m)船峯山(938m)とピークを踏み、アップダウンがあり、展望があり、小さなバイカオーレン、シロモジやタムシバの花にも出合います。天狗山(993m)は大天狗岩を巻きます。
振り返ると大天狗岩(巻道にロープもあります)が立ちはだかっています。

曽爾の山大展望とこぼれんばかりに咲くアセビの下のランチタイムは格別でしたが、さてお腹もいっぱい、高見山まで頑張らねばと出発したところで地震です(亀山地震)。
山が動いたと感じた方もいたようです。

三峰山への分岐があり正面に三峰山、高見山の祠も見えてきました。

山頂までに大崩落地を通ります。凄まじく崩れ落ち、まるで爆裂火口壁を見るようです。こうして少しずつ、それでも長い年月にはどんどん崩落が進み山が変わってしまうのでしょうね、無残で悲しい気がします。どこから見ても三角錐の美形の高見山であって欲しいです。

祠が見えてからもまだまだアップダウンがありますが、笹原に咲くスミレに誘われるようにして山頂に飛び出します。いつもとは逆方向です。

山頂から北側に今日歩いた北尾根が長く伸び、南側は台高縦走路が一目瞭然、伊勢辻山、国見岳、薊岳などが眼前に拡がっていつ、どこで見てもうれしくなる光景です。

ここからは平野へ下ります。平野では満開の桜に迎えられて初めての北尾根ルートは雰囲気の良い快適尾根、久しぶりに台高の山の息吹に触れ、爽やかな春風と遊んでパワーアップしました。

コースタイム
登山口 840→西杉峠 918→黒石山 1010→天狗岩 1128→三峰山分岐 1228→山頂 1305→平野下山口 1503

高見山は真っ白い花咲く樹氷の山であまりにも有名ですが、雪のない山頂には何とゴミが散乱していました。ビニールごみ、ビン、カンと雪の下にたくさん捨てられているのです。何と言うマナーの悪さでしょう。
輝く樹氷の高見山にゴミは似合いません!
まして紅葉美しい高見山にも、枯葉積もる高見山にもゴミは似合いません。とても悲しいことです。                    


(登山口) (西杉峠から音羽三山)
(曽爾方面の展望) (縦走路から高見山)
(天狗岩) (山頂から北尾根を望む)

(大崩落地)

文 写真 :porori 

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